TOYAMA BAY Lab
UnderWater Innovation
観られなかったセイブツ
視に行けなかったバショ
見たかったシンジツ
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まだ見ぬ世界がここに
産業用水中ドローンが可能にする、まだ見ぬ世界がここにあります。
我々人類が暮らす地球上の70%が海。
そしてその93%が深海、その最深部は10000m以上にも達します。水深200mくらいで太陽の光が届かなくなる暗闇の世界。
人類が把握している海底は10%に過ぎないと言われており、人を寄せ付けないフロンティアです。 -
※水中ドローン/産業用ROV/Remotely operated vehicle(遠隔操作型無人探査機)
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ようこそ、富山湾&日本海の深海へ
例えば日本の三大深湾の一つ、水深1000mを超える「富山湾」その富山湾に、どんな魚達や深海生物が、どんな場所に生息しているか、知っていますか?
そして、現在の海洋環境はどの様になっているのか見たことありますか?
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魚類や海洋生物、海洋環境は様々な分野で調査・研究されていますが、ダイバーなど人が潜れるのは一般的に40m程度。特殊な潜水でも最大100m程度。しかしこれには危険も伴い、作業効率等を考えると現実的ではありません。
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現在主流の調査手段では、機材や調査船など大掛かりで膨大なコストが必要となる為あまり進んでいません。特に、200m以深の深海は、潜れる機材自体が限定されており、殆ど調査されていないに近い状態です。
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近年は魚類の減少、生息地の変化、漁業への影響、海洋ゴミ等、様々な問題が海洋を取り巻いています。
特に国内の調査状況として、日本海エリアは太平洋側と比較した場合、情報や実績はかなり少ないのが現状です。海洋生物の生態及海洋環境は劇的に変化してきています。
そのことから、まずは実際に海を見て海洋環境を知ることが大切になってきます。
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産業用水中ドローン等を活用した幅広い活動
海洋エンターテイメント事業部TOYAMA BAY Lab(トヤマベイ ラボ)は、主に最新鋭の産業用水中ドローンを活用して、富山湾を中心とした日本海エリアの海洋調査・生態系調査・研究・映像撮影・生体採取等を行っています。
当社のベースとなる事業は、博物館・水族館・企業等で、魚類や海洋生物、深海生物等を飼育展示するアクアリウムプデュース専門企業です。
天然の生簀といわれる富山湾には、映像が殆どない生体や珍しい深海生物、近年の海洋環境の変化等で流れ着く南方系の生体も多く存在します。
魚類や海洋生物の専門企業の観点で、主に映像撮影や生態系の調査・生息環境調査・・採取等を行います。
ホタルイカ
※水深200~700mに生息
富山湾採取
ミズヒキガニ
※水深300程度まで生息
富山湾採取
ハリセンボン
※南方系魚類(富山湾採取)
イソギンチャク
※富山湾水深約200mで撮影
地元を中心とした細かな活動を行うことで、現状の把握と評価から原因の解明、将来の予測、保全と再生まで繋げます。
海洋関係の調査は、調査・撮影の専門業者ではなく、魚類や海洋生物や海洋関係の専門業者が直接行うことで様々な効果を生み出します。
海洋を取り巻く様々な企業や調査機関各専門とアクアリウム企業、同じ海が相手の業務ですが各分野、知識や情報、目的が異なります。
海洋環境の将来を考えた場合、幅広い分野との連携が必要不可欠になってきます。
海洋関係各専門との情報提供や共同研究・調査・撮影等を行い海洋環境の最適化に繋げます。
そして、映像等を使用した海洋環境情報をアクアリウムプロデュースとの連携も含めエンターテイメント性を高めて一般に情報発信します。
同時に、この活動は、アクアリウム関係事業者として、生物多様性の保全・再生と環境保全、資源保護、そしてエンターテイメントとの融合を目的としています。
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TOYAMA BAY Labが独自に行うアクアリウムと連動した海洋調査活動
一般的には海外産の魚類(熱帯性海水魚)を使用することが多い現在のアクアリウム業界ですが、地元富山湾の魚類を使用しての次世代循環型アクアリウムの展開を行っています。
アクアリウムと地元魚類の連動には、リアルタイムに海洋環境や生体情報を知ることが重要になります。
次世代循環型アクアリウムに使用する生体は、地元富山湾の漁業者から直接供給されます。
地元漁業との連携により行われるこの次世代循環型アクアリウムには、生物多様性の保全・再生と環境保全、資源保護に繋がるいくつかの目的があります。
- 500種以上の魚類や海洋生物が生息しているといわれる地元富山湾の魅力発信
- 富山湾に生息する魚類等をはじめ、時季により流れ着く南方系の魚類等の調査・研究
- 未利用魚を積極的に有効活用した資源保護
- 漁業の活性化
- 海洋ゴミ問題を中心とした環境保全に関する情報発信
詳細については『富山湾アクアリウム』のページをご覧下さい。
富山湾という狭いエリアを重点的に行うことで、より高精度な情報を得ることが可能となります。